世界の片隅より愛を込めて

30代主婦、(技術的)底辺プログラマーの緩い日常。

備忘録ー離婚の理由②

当時私は物凄く疲れていた。

引越し業者が決まって荷造りをするまでの期間がたった1週間。

仕事は休めない。

毎朝子供を学校に送り出し保育園へ連れて行き、ご飯を作り寝かせ、その後にごそごそ荷造り。

それに加え、実家の母からは「離婚しろ」と迫られていた。


それも私が「離婚したら保育園入りやすくなったりしないかな…」と口走ってしまったせいなのだが…。


ろくに調べもせず「離婚したら税金安くなるんだから!母子手当も出るでしょう?」と言ってくる。

実際のところ、離婚していても、世帯を分けても、同居しているとあんまり変わりません。

それどころか、不正受給するんじゃないかとお役所に疑われる可能性も。。。


万引き事件のことがなければ、私は多分動かなかったと思う。そこに割くエネルギーは他に使いたかった。


でも、子供達を警察に関わらせるような事態に巻き込んだのはどうしても許せなかった。

そして…引越しを私と旦那で分けてするという話を話半分で聞いていたことから、「コイツもしかして今まで書かせた離婚届に関しても本気で出すと思ってなくて適当に書いただけじゃないのか」と思ったのだった。


そう、私は旦那の署名入りの離婚届を持っていたのだ。


新しい家に引っ越せば、もう一度書かせなければいけない。

果たして金のない旦那が大人しくハンコを押すだろうか?


新しく書かせる方がさらに面倒だと思った私は、この機会にサクッと離婚届を提出したのだった。