世界の片隅より愛を込めて

30代主婦、(技術的)底辺プログラマーの緩い日常。

迷い

本当は今でも、精神の不調な、無一文で行く所のない人間を追い出して良かったのか迷っている。


迷ったからと言って、「じゃあ一緒に元どおり住みましょう」という話には出来ないけれど。


そして、もしまた一緒に住むと言う話が実現したとしても、遠い先の話になると思うけれど…。

貸したお金は回収しなくてはいけないから。


奴に貸したお金は、私が8年かけて子供達のために貯めたお金だ。

あの人にそれができるのか…出来たとしても、私が今後お金を巻き上げられることはないと安心して一緒に居られるのか。


気が遠くなるほど長い先で、実現しないかもしれない話だ。


でも、それは相手には伝えていない。

相手の最後のたったひとつの拠り所を、奪えなかった。


本当は、何が正解だったのか、今も迷っている。

やる事は、変わらないけど。