世界の片隅より愛を込めて

30代主婦、(技術的)底辺プログラマーの緩い日常。

備忘録ー引越し難民になった話ー

ちょこちょこ、短くなるけど、引越しが決まったあたりからの話を書いていこうと思う。


2月の下旬に賃貸の審査が通り、本格的に引越しの準備が始まろうとしていた。

次にやるのは、引越し業者を探すことだったけど、これがまた…最低限の荷物を運ぼうとしても50万近い金額が出て来る始末。

この時点で、賃貸の諸費用を全て払った私のお金は枯渇寸前。

しかも、旦那(今は元だけど)は、引越し費用のうち10万出すと言いつつ、出さないまま月日が経つばかり。

ちなみに4月下旬の今に至るまでそのお金は支払われていない。


旦那は、「友達に頼んで運んでもらうよ」というばかり。

私の母が私からその話を聞いて言った。

「あなたの物はあなたが運んだらいい。一緒に運ぶと余計なものまで持ち込まれるよ」

それを聞いて、それもそうだなと思った私は、「私の物は私で運ぶから、あなたの物は友達に運んでもらってね。ただし、次の家はここほど広くないから、あなたが置けるのは幅150cm高さ180cm奥行き65cm4段組の棚に乗る分だけだからね。というわけで引き続き引越し業者を探します。」と伝えた。


旦那は「ふーん。気が済むようにしたらいいよ。」と言った。


そして、私たちの荷物だけだと15万ほどで済むことがわかり、めでたく引越し業者が決まったのだった。


決まったその日、玄関の段ボールを見て「何これ」と言われたので、「私たちの荷物を運ぶ分だよ」と言うと、「まとめて友達に頼んで20万でも渡してやったほうがよっぽどいいのに!」と言い出した。

そしてよくよく話を聞いてみると、

あらかたの荷物(旦那の荷物7割)を友達に運んでもらい、謝礼については「私のお金で」払うつもりだったらしい。。。


なんのホラーだよ!!


愚痴っぽく「引越し代には20万ぐらいしか出せないよ〜」と言うのを目ざとく聞いていたようだ。

「好きにすれば」というのは、結局納得できる金額を出してくる業者がいないだろうとタカをくくっていたんだろうと思う。


結局旦那は、友達の小さなトラックで何度も東京と千葉を往復し、3回も引越しの引き渡し期限を伸ばした上、旧住所のマンションのゴミ捨て場にゴミをうず高く積み上げて出てくることになった。