世界の片隅より愛を込めて

30代主婦、(技術的)底辺プログラマーの緩い日常。

居なくても迷惑をかける男3

週半ばだったと思う。

今度は市役所から電話がかかって来た。


「同居してらっしゃる元旦那様が税証明を出してくださってないため、このままだと月3万弱の保育料をいただくことになります」との事。

(実際はもっとやんわりと申し訳なさそうに言われた)


あの野郎…

やれって言ってたのに放置したな…!!


元住所は遠い。

日帰りも可だが、仕事は絶対休みたくない。

そもそも他人の税証明を委任状なしにできるのか。

住民票を転出させてしまえばいいが、それにも委任状がいる。

委任状は偽造しようと思えば出来るが、偽造とか大嫌い。


これはもう動くしかないと覚悟を決めた。


ちょうどその時、会社から、出社依頼が来ていたのもある。

子供の帰宅時間に合わせるため、早退させてもらおうと思っていた。


まず会社に早退依頼を出した。

快く受理して貰ったところで、警察に電話をする。

「そちらに留置されている(元旦那の名前)に弁護士などついていましたら、連絡先を教えて頂きたいのですが。」

元旦那がいるかどうかは聞かなかった。

「そういうことは教えられません」と言われたらおしまいだからだ。

いる事が前提で話を進めた。

すると、警察は

「弁護士がいるかどうかって話は言えないんですよー。でも、接見禁止は出てないので、そういうのはご本人から聞くのがいいんじゃないですかね。面会の時間は云々…」


元旦那、居場所確定。