備忘録ー反省も感謝もない男ー
千葉に落ち着いてからも、元旦那ののさばり具合は留まるところを知らないようだった。
医者に無茶を言っては
「千葉は最悪だ。だ埼玉じゃなくて今やだ千葉だろ」
夜中に掃除機をかけようとして静止されれば
「安い家は気を使う」
私が怒れば「鬼」と呼び、子供達に「鬼のママが来るぞ」という。
普通の家族のつもりだったのかもしれないが
引越し費用を1円も出さず
家賃光熱費、生活費も出さず
のうのうと居座る居候がとっていい態度には思えなかった。
それでも2週間は何とか過ぎ去る…ように見えたが、やっぱり元旦那はやらかすのだった。
備忘録ー追い出すという結論に至るまでー
引越し直前だったが、私は元旦那に「一緒に住むのは無理です」と言った。
だが元旦那は「今から家を見つけるのは無理だ」と取り合わなかった。
そして1週間後、友達が元旦那の荷物を運ぶという日…。
「友達が千葉に直行するって言ってるんだけど、鍵くれる?」と奴はあっさり言い放ったのだった。
…今書いていても思うけど、私が口から出した言葉たちは、向こうにとって何の意味も無かったんだろう。
そしてそれが、私には耐えられなかった。
相手の言っていることを自分の都合が悪いからとあっさり黙殺するような事を、今まで家賃水道光熱費以外を担ってきて子供をここまで育ててきた人間に対してやってのけるとか。。。
結局土下座して「行くところがないので置いてください」と言ったこと、それから友達とは私も顔見知りで、こっちの事情で振り回すのが心苦しかった事もあり、仕方なくこの場は納めて取り敢えず着いてくることを渋々許した。
備忘録ー事件の言い分ー
万引き事件について、旦那の言い分と店側の主張をちょっと記載しておく。
旦那:下の階にあるトイレットペーパーを取りに行こうとしたら、店が勘違いして捕まった。携帯で私に連絡が取れたらそのまま帰って良いという話だったのに、携帯を忘れたので連絡出来ず警察を呼ばれた。
店:一本ジュースだけはお会計いただいていたのですが、その他のお品物を会計されてなかったのでお引止めしました。最初は「支払っている」という話でしたが、レジの履歴に照らし合わせてもお会計されていませんでしたので…。
旦那は買い物カゴを持って下に行ったと言う。
店はリュックに詰めて外に出たと言う。
私は、というと…
考えることや確認することを放棄した。
いや、でもちょっと考えた(笑)
ジュース一本買って他を会計し忘れることはあるか?
子連れで来ている人間に対して、あえて店側は警察沙汰にしようとするか。
そもそも、店の外に出ていない人間を「お会計がまだですよ」と引き止めることがあるか??
そして…何よりも
タイミングが良過ぎた。
引越しをするというこの時。
引越しをすれば、そのスーパーには行くことはない。
それを狙ったのではないか。
それに…万引きで(誤解だと旦那は言い張っていたが)捕まるのは2度目なのだ。
1回目は、誤解だという話を信じた。
でも…2度目を信じるわけにはいかない。
というか
こんな話が2度もあってたまるか…!!
実際に私は双方の話を聞いただけで
防犯カメラを見せてもらったわけではない。
だけどもう、ウンザリだった。
備忘録ー離婚の理由②
当時私は物凄く疲れていた。
引越し業者が決まって荷造りをするまでの期間がたった1週間。
仕事は休めない。
毎朝子供を学校に送り出し保育園へ連れて行き、ご飯を作り寝かせ、その後にごそごそ荷造り。
それに加え、実家の母からは「離婚しろ」と迫られていた。
それも私が「離婚したら保育園入りやすくなったりしないかな…」と口走ってしまったせいなのだが…。
ろくに調べもせず「離婚したら税金安くなるんだから!母子手当も出るでしょう?」と言ってくる。
実際のところ、離婚していても、世帯を分けても、同居しているとあんまり変わりません。
それどころか、不正受給するんじゃないかとお役所に疑われる可能性も。。。
万引き事件のことがなければ、私は多分動かなかったと思う。そこに割くエネルギーは他に使いたかった。
でも、子供達を警察に関わらせるような事態に巻き込んだのはどうしても許せなかった。
そして…引越しを私と旦那で分けてするという話を話半分で聞いていたことから、「コイツもしかして今まで書かせた離婚届に関しても本気で出すと思ってなくて適当に書いただけじゃないのか」と思ったのだった。
そう、私は旦那の署名入りの離婚届を持っていたのだ。
新しい家に引っ越せば、もう一度書かせなければいけない。
果たして金のない旦那が大人しくハンコを押すだろうか?
新しく書かせる方がさらに面倒だと思った私は、この機会にサクッと離婚届を提出したのだった。
備忘録ー離婚の理由①
私たちの荷物を最低限運んだ数日後。
家に警察がやってきた。
休日で寝ていた私は、何が起こったのか全くわからなかった。
「旦那様が万引きをしまして…お子さんと一緒だったものですから迎えにきていただきたく…」
…呆れて言葉が出なかった。
至近距離のスーパーまでパトカーで連れていかれる私。
何も悪い事してないのに(笑)
子供達を連れて帰り
ご飯を食べさせてさあ寝かせようという時
旦那は警察に連れられて帰ってきた。
そして私は、警察の人が差し出した書面にサインをさせられたのでした。
何が書いてあったのかあんまり覚えてないけど、「今後は責任を持って、(旦那が)こんなことをしないように監督します」というようなことが書かれていたのを覚えている。
備忘録ー引越し難民になった話ー
ちょこちょこ、短くなるけど、引越しが決まったあたりからの話を書いていこうと思う。
2月の下旬に賃貸の審査が通り、本格的に引越しの準備が始まろうとしていた。
次にやるのは、引越し業者を探すことだったけど、これがまた…最低限の荷物を運ぼうとしても50万近い金額が出て来る始末。
この時点で、賃貸の諸費用を全て払った私のお金は枯渇寸前。
しかも、旦那(今は元だけど)は、引越し費用のうち10万出すと言いつつ、出さないまま月日が経つばかり。
ちなみに4月下旬の今に至るまでそのお金は支払われていない。
旦那は、「友達に頼んで運んでもらうよ」というばかり。
私の母が私からその話を聞いて言った。
「あなたの物はあなたが運んだらいい。一緒に運ぶと余計なものまで持ち込まれるよ」
それを聞いて、それもそうだなと思った私は、「私の物は私で運ぶから、あなたの物は友達に運んでもらってね。ただし、次の家はここほど広くないから、あなたが置けるのは幅150cm高さ180cm奥行き65cm4段組の棚に乗る分だけだからね。というわけで引き続き引越し業者を探します。」と伝えた。
旦那は「ふーん。気が済むようにしたらいいよ。」と言った。
そして、私たちの荷物だけだと15万ほどで済むことがわかり、めでたく引越し業者が決まったのだった。
決まったその日、玄関の段ボールを見て「何これ」と言われたので、「私たちの荷物を運ぶ分だよ」と言うと、「まとめて友達に頼んで20万でも渡してやったほうがよっぽどいいのに!」と言い出した。
そしてよくよく話を聞いてみると、
あらかたの荷物(旦那の荷物7割)を友達に運んでもらい、謝礼については「私のお金で」払うつもりだったらしい。。。
なんのホラーだよ!!
愚痴っぽく「引越し代には20万ぐらいしか出せないよ〜」と言うのを目ざとく聞いていたようだ。
「好きにすれば」というのは、結局納得できる金額を出してくる業者がいないだろうとタカをくくっていたんだろうと思う。
結局旦那は、友達の小さなトラックで何度も東京と千葉を往復し、3回も引越しの引き渡し期限を伸ばした上、旧住所のマンションのゴミ捨て場にゴミをうず高く積み上げて出てくることになった。
死にかけてます(笑)
ええと…引越しと同時に離婚しました。
行くところがないという元旦那をお情けで連れてきたら、騒動を起こしたので今追い出そうとしています。
今日は職場の新入社員歓迎会だそうです。
家から出るのやだなあ。。。